can't dance well d'Etre

経験不足のカラダと勉強不足のアタマが織りなす研究ノート

文意と実体:執筆における「心技体」

ブログの記事を書くことと、意識するしないに係わらずその執筆行為に関係してくる読者というものを考えてみた。書き進めるなかで広く表現することの意味を確認することになった。わたしは読者なしには書けない。読者はわたしでもある。そういう話。
 
 
目次
  • 書くことについて
    • メッセージ・イン・ボトルを公開する
    • リーダビリティと不特定多数の他人
  • 読者の意味について
    • 読ませるためのリアリティ
    • 実体的ではないもの
  • 観念的なものについて
    • 観念的であるもの
    • 観念を具体化すること
  • 文意と実体、そして読者
    • 自分もまた読者である
    • 「心技体」を思い出す 
    • No Reader,No Writing.

 

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哲学を取り戻す――古典としてのデカルト『方法序説』の読者になって

現代において古典を読むこと、哲学書の読者になることの意義について考えたもの。
人文系の大学に入学すると、初年次にたいてい読むことを勧められるデカルトの『方法序説』について考えることを通して、私は情報過多の時代に固有な意味の深みを探索することを書きました。
 

自己紹介と執筆方針

どうも。ザムザ・B・プルースト(ざむざ・ばーとるびー・ぷるーすと)哲楽どおる(てつがく どおる) と言います。
 
ブログで書くということに興味が湧いたのではじめました。
この記事ではまず、手短な自己紹介と、記事を書くうえでの執筆方針などを書かせてもらいます。