2018-01-01から1年間の記事一覧
ぼくと、ぼくのパトラッシュとの関係について書きました。パトラッシュ、きみはぼくが敬愛する憂鬱であり、親愛なる疲労。みなさんも自分のパトラッシュをこっそり見つけているのかもしれない…などと想像しています。 パトラッシュがいる! ぼくの感じる〈疲…
「常識的に考えて、非合理であれ」と主張する啓蒙書があればどんな書かれ方をするだろう…?。わたしはしばしば「変な奴」呼ばわりを受けるので、常識的だとか合理的な判断だとかに不信感があるのです。つまり、自分の自然体がなかなか自然なこととして評価さ…
タニシを料理したことを記事にしました!…だけじゃなくてその料理をした後で考えさせられたことなどを、中動態の観点を鍵にして書いてみました。 タニシを料理したこと タニシの酒蒸し タニシのリゾット タニシの料理を通して 期待の反作用 経験の文法 意味…
わたしは2015年から読書記録をつけている。 2018年現在でもなお、その記録は続けられている。 ――ってことについて。
『未来のミライ』を観ました。おもしろかったです。「おもしろかった」ということは「考えるところがあった」ということでもあるので、「それはどんなことなのやら…」と、ぼんやり書き出してみました。誰もが必ず誰かの子どもであり、絶対に誰かを親に持つ。…
宇宙人じゃなくて異世界人だったって話。 わたしは『自己紹介と執筆方針』という記事で、自分が自閉症スペクトラムと診断されたと書いています。世上に何かと昇る発達障害というやつですね。
わたしの人生において2度目の『夜と霧』体験をする運びとなり、いろいろ感じるところがあったので、キーボードに手指を置いてみた次第。執筆は3日ほど。言いたいことはないといいな。書いたことがあるだけ。でも意味はある。フランクルが確かめた人生の意味…
サスペンスドラマがつまらないなぁと感じるので、手指に「なぜそう思うんだい?」と問いかけてみたところ、さっこん何かと重視される「リーダビリティ」だの「わかりやすさ」だのといった鍵語が浮かびあがってきた。その消息を辿るうちに、わたしの苛立ちは…
ブログの記事を書くことと、意識するしないに係わらずその執筆行為に関係してくる読者というものを考えてみた。書き進めるなかで広く表現することの意味を確認することになった。わたしは読者なしには書けない。読者はわたしでもある。そういう話。 目次 書…
現代において古典を読むこと、哲学書の読者になることの意義について考えたもの。 人文系の大学に入学すると、初年次にたいてい読むことを勧められるデカルトの『方法序説』について考えることを通して、私は情報過多の時代に固有な意味の深みを探索すること…
どうも。ザムザ・B・プルースト(ざむざ・ばーとるびー・ぷるーすと)哲楽どおる(てつがく どおる) と言います。 ブログで書くということに興味が湧いたのではじめました。 この記事ではまず、手短な自己紹介と、記事を書くうえでの執筆方針などを書かせて…